ブラッシングの重要性|国立t歯科

大人の矯正歯科治療

子どもの矯正歯科治療

お問い合わせ・ご相談

042-572-8449

東京都国立市東1-17-8 ベルメゾン国立1F

ブラッシングの重要性

投稿日:2017年11月27日

カテゴリ:予防歯科

今回は「ブラッシングの重要性」について、当院の予防歯科の根幹にある考え方を加えながらご説明していきます。

 

よく歯医者で「歯ブラシをしっかりやりましょう」と言われることが多いと思います。

なぜなら、歯科治療をするにあたり、歯ブラシを正しくしてもらうのはとても重要だからです。

 

ただ、どうでしょう。

実際のところ、言われただけでは何が重要なのか漠然としています。

 

そこで歯ブラシの重要性を理解するには歯科治療を正しく理解する必要があります。

 

一般的に歯医者での治療は全て「対症療法

何かしらの症状に対して治療を行うことです。

しかしながら、あくまで症状をなくしているだけで原因は除去できていません。

本当に大事なのは「原因をなくし、治癒する」→「原因療法」を行うこと。

それに効果的なのが「歯ブラシ」になるので「歯ブラシが重要」なのです。

 

当院の予防歯科の基本理念の根幹に「片山論文」の考え方があります。

その中で次のように述べています。

 

『治癒の治と癒は別のものです。「癒」というのは「癒える」ということで、医者は「癒し手」です。援助しながら自力で癒えていくのを待つのです。そして、癒えるのを待つ間、2度と再感染しないように、痛みがひどくならないように包帯をします。しかし、包帯自体は機能しないから、機能しないものを機能させるようにして、長持ちする包帯をして癒えたようにするのが歯科医療の本当の目的なんです。従って、機能するような包帯を作り上げていこうとしているのが歯科の治療なのです。』

 

とてもわかりやすい考えです。

 

歯医者はあくまで癒し手としてサポートをし、患者さんに自力で癒してもらうのが歯科治療の原因療法になるのです。

 

特に歯周病に関してはブラッシングによる自己治癒が重要になります。

 

歯垢をためず、強い歯茎を鍛え、全身的健康に気を配って歯茎への血液供給を正常に戻せば、病院が除去され、体の自然治癒力が少しずつでも骨を回復強化していく。

 

治そう治そうとするだけではなくて、治す力をつけてやること、その力をつけてやるためには自分で暮らしを変えること。力がつけば癒えてくるし、予防にもなってくるのです。

 

当院の歯周治療、予防歯科はブラッシングに力を入れています。

国立市で予防歯科に興味のある方、歯茎の状態が不安な方はぜひご相談ください。

 

トップへ戻る