親知らず抜歯・移植|国立駅5分の歯医者・矯正歯科|壱番館デンタルオフィス

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親知らず抜歯・移植

親知らずとは?親知らずの痛みと周囲炎のリスク

まず、「親知らず」って何?と思っている方にご説明していこうと思います。親知らずは8番目の歯のことで「智歯」と言います。生えてくるのが成人前後のことが多いため、「親が知らない歯」ということで「親知らず」と呼ぶことが多いようです。(諸説あり)

現代の人間は顎が退化してきています。それによりこの「親知らず」が生えるスペースがなく、顎の中に埋まったままになったり、横向きの状態でとどまっていたりします。

「親知らず」は様々な悪い症状を起こすことがあり、それは大きく下記3つに分けられます。

「親知らず」自体の虫歯。単純に歯の中でも一番奥に存在するため、歯磨きが非常に難しいです。歯磨きが出来ないと虫歯になるのは当然、その隣在歯である7番目の歯も虫歯になることがあります。

「智歯周囲炎」という「親知らず」の周りの歯ぐきが腫れたり、痛みが出たりする病気があります。最近ではこの智歯周囲炎が多く、見られるように思います。それはやはり、顎の退化に伴い、横向きの「親知らず」や生えきっていない「親知らず」が多くなったからだと思われます。

他に引き起こすこととしては矯正治療終了後の咬合のズレを生じさせたり、不正咬合の原因になることもあります。

ただし、必ずしも親知らずを抜いたほうがいいとは限らない

親知らずが生えてきた時に、早めに抜いておいたほうがいいのだろうか、と気にされる方も多いのではないでしょうか。しかし、この親知らずは絶対に抜かなければならないものというわけではなく、むしろ抜かないほうがいい場合すらあります。どういう場合に親知らずを抜いたほうがいいのか、どういう場合には親知らずを残しておいたほうがいいのか、それらについて以下でご説明を致します。

【親知らずを残す理由】親知らずの再利用法(親知らず移植/自家歯牙移植)

親知らずを残しておくことには、次に示すように「歯の移植に使えるかもしれない」というメリットがあります。「移植」とはどういう意味でしょうか。辞書で調べてみると「移し植えることである。」と記載されています。大きな枠組みでの移植はその通りですが、これを「医療」の枠に限定してみると「提供者(ドナー)から受給者(レシピエント)に組織や臓器を移し植える医療行為のこと」と記載されます。歯科にも「移植」による治療を行うことがあります。

人工の入れ歯・ブリッジ・インプラントに代わる第三の選択肢

選択肢歯を抜いた場合や歯が抜けた場合に、入れ歯やブリッジインプラントといった人工物で埋めるか、それとも親知らずを再利用して埋めるか、という選択が、親知らずを残しておくことで可能となります。

親知らずは元々患者様ご自身の歯ですから、身体へも馴染みやすいという大きな利点があります。

歯牙移植200本以上の実績

200本以上の実績当院院長の武内はこれまで200本以上の歯牙移植を行ってきた実績を持ちます。

インプラントやブリッジ、入れ歯を目的に来院された患者様も、全てではありませんが、その数割を歯牙移植で済ませることができています。

親知らずの移植の治療例 その①

患者様は50代の女性。右上7番が抜けてしまい、その奥に親知らずがあるので3年経ったら親知らずが出るだろうと前医院で言われましたが、5年経っても出てこなかったので見てくださいという主訴で来院されました。

レントゲンを撮ってみると顎の上の方に親知らずがありました。術前のお口の写真とレントゲン写真です。

奥歯が抜けた

親知らずのレントゲン

確かに親知らずが存在しますが、出てくる気配はありません。そこでこの親知らずを右上の7番目に移植していきました。

また、左上の7番目の歯が破折しています。このことを頭に入れておいてください。

その後のレントゲンが次です。

親知らずの移植

右上の親知らずがしっかりと出ています。ここで注目していただきたいのが左上7番の破折していた歯がしっかりとした歯になっています。これはどうしてでしょうか。答えは左下8番(親知らず)を移植したからです。抜いた親知らずと移植後のレントゲン写真です。

抜いた直後の親知らず

親知らずの移植のレントゲン

親知らずの移植完了移植を行い、全ての治療を終えた術後の写真がこちらになります。

現在まで移植歯を含めた全ての歯は順調に使われております。

左上7番のような場合にはインプラントも選択肢にありますが、歯根膜(天然の歯にしかない重要な歯の構造の1つ)がある自分の歯は長く使う上で相手にもダメージを与えないので優れています。

健康な方で親知らずがあれば、移植治療の可能性があります。

歯の移植の治療例 その②

次の写真は奥歯を失った患者様の初診時の写真です。

奥歯の抜歯

右下の6番目の歯が欠損してます

奥歯が抜けた

通常ですと、「ブリッジ、入れ歯、インプラント」などの治療を行うことが多い症例です。

ただ、この患者様には親知らずがありました。そこで「親知らずをドナーに、右下6番をレシピエントにする移植」を治療計画に入れました。

奥歯に親知らず歯の移植

術後の写真です。移植において重要なのは、迅速かつ確実に治療を行うことです。

抜糸後

抜糸後の写真です。

親知らず移植直後のレントゲン

術直後のレントゲン写真です。歯根の先に黒い影があり、骨が吸収されているのがわかりますが・・・

親知らず移植後3ヶ月のレントゲン

経過観察後のレントゲン写真です。初期段階の固定が得られたのち経過をみて、安定することが確認できたら成功となります。矢印の箇所に骨ができているのが確認できます。

親知らずの移植完了終了時の写真です。

「歯の移植」の大きなメリットは自分の歯を使うことができるという点です。自分のお口の中で移植ができるので素晴らしい治療だと思います。

当院が実際に行った親知らず・歯の移植の治療例と解説のご紹介

2本の親知らずの移植治療前

移植前の親知らず2本

親知らず2本の移植治療後

2本の親知らずの移植後

一般的な親知らずの移植をはじめ、歯根破折歯の再植や、2本の親知らずを移植して咬み合わせを修復したケースなど、自家歯牙移植法を用いた治療に関する症例および解説を多数掲載しておりますので、こちらから歯の移植・再植の治療例ページをご覧ください。

親知らず、歯の移植・再植の治療例ページはこちら >>

 

横向きの親知らずの抜歯の治療例

この患者さんは矯正治療予定で矯正医からの抜歯依頼による抜歯です。レントゲンを見て見ましょう。

横向きの親知らず

上下左右4本「親知らず」が認められますが、今回は左下の「水平埋伏歯」の症例です。このような横向きの歯は歯茎を切開し、隠れた歯と骨を見えるようにしていきます。この状態のままだと「親知らず」は出てこれないので、歯を切断して小さくした上で抜いていきます。

イメージとしてはこのような感じです。

横向きの親知らず抜歯

抜いた親知らずその後、歯冠と呼ばれる頭の部分を取り出し、その後、歯根という根っこの部分を抜いていきます。これは抜いた後の歯です。このケースでは痛みや腫れはほとんど出ませんでした。(しかし、一般的には親知らずの抜歯後は痛みや腫れが強く出てきます。)

親知らずの抜歯は術前の診断、治療計画、処置により余計な侵襲がなく、抜歯できます。

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